4th両日現地で参加させていただきました。
率直に言って、めちゃくちゃ良かったです。
今までのAqoursのライブで間違いなく一番良かったです。
μ'sファイナルを含め、私が参加したライブの中で一番良かったと言っても過言ではないかもしれません。
3rdは6公演全通したのですが、セトリが福岡以外ほぼ変わらなかったこと、幕間のつまらなさ（特にトイレタイムなど自虐が入った大阪）など、アンケートに厳しく書かせていただきました。
その後のアニサマでもあれだけ散々やったのにまるで3rdのようなセトリだったので、今回は正直あまり期待していませんでした。
（サマステはLAセトリ再現で海外遠征できない人向けの良いセトリだったと思います）
そういった中で行われた4th、完全にいい意味で期待を裏切られました。
問題の幕間カットしオーケストラを使い、セトリは期待されているところを期待されている曲にしっかりと変えていました。
欲を言えば1st,2nd,3rdカップリング曲のそれぞれもう片方も入れ替えてやってほしかったですが、入れ替わる曲数を考えるとここが最適かなという印象でした。
初日であえて不満だったところを挙げると、初日の告知の少なさが気になっており、今までのAqoursの告知は2日目で変えることがなかったかと思うので少ないよなあと思っていたところで2日目怒涛の告知が来てこれもいい意味で裏切られました。
初日入場してオーケストラの用意があることに驚き、どう使うのかと思っていましたが幕間の盛り上げはとても良かったと思います。
今回はMCが3rdほど多くなく、全体的にテンポがよく感じました。
曲数に対してMCの時間が長いことも3rdの不満点の一つだったので、これもとても良かったです。
新衣装がいくつかあったので、今まで通りに行くのならば毎回MC挟んでだらっとしてしまいがちだったかと思いますが、今回はMCを入れない、という選択は個人的には大正解だったと思います。
3rdでアンケートを取ったのは初の試みだったかと思いますが、不満・要望を吸い上げてより良いライブにしようという運営の意図をすごく感じます。
（いちゃもんのようなクレームはともかく、）不満が出てくるということは裏返すと期待している、ということだと思うので、その期待に応えられるような運営には大変感謝しています。
また、今年のテレビ出演でシンクロという言葉が多く使われていて、その方面で推していくんだなとぼんやり思ってはいたのですが、4thでは今まで以上にライブでもシンクロを推していくんだ、という気持ちを感じました。
MV・アニメ付きの曲では左右のスクリーンにアニメ、センタースクリーンに演者を映す、というのは従来通りかと思いますが、カメラワークや画面割りをさらにアニメに近づけており、ラブライブの醍醐味を最高に味わうことができました。
今までは、アニメでは1つのカメラを動かしている動きでも、実際にはカメラを切り替えて作っているところが多かった気がしますが、今回はカメラをアニメ同様に動かして映像としてのシンクロ度がさらに増しておりとてもよかったです。
個人的にライブ・イベントに求めているものの中で最重要なのがサプライズで、今回はそこも充実していたなと思います。
（逆に3rdはセトリの変わらなさ=サプライズ感の無さが不満でした）
複数公演あるならば必ず全公演、もしくは複数の公演に参加する方は多く、全く同じことを何回もやれば単体がどんなに良いものでも全体で見ると飽きられてしまいます。
先に述べました初日と2日目で告知を変えてくれて嬉しかったのもこれで、3rdでやって誰もやると思っていなかったAtPを持ってきたのも素晴らしかったです。
今回のサプライズで良かったところはたくさんありますが、最も良かったと思っているのが想いよひとつになれでした。
1st2日目は現地で見ており、ああいうことになったのでもうこの曲はやらないだろうと思っていたし、あんな思いを逢田さんに二度とさせたくないと思っていたのでやらなくていいし、やらないでほしいとまで思っていました。
あの一件はサンシャイン運営の前科だと思っており、もうリスキーなことはしてほしくないと思っていたのでMIRACLE WAVEアニメ放送時の時点でやめてくれと思っているくらいでした。
伊波さんは無事怪我なく6公演で成功させましたし、もともとかなりの勝算があったからこそのアニメのあの演出だろうと理解はしているのですが、逢田さんの一件を生で見ていた者としては辛いところがありました。
4thで想いをやることは幕間1回目の最初のフレーズで確信し、正直余計なことしなくていいと思っていたのですが、あの9人バージョン冒頭の演出には満点をあげたいです。
最初だけでも弾いていたのか最初から音を流していたのかは確認できませんでしたが、あれ以上の演出は無いと思います。
先程述べたようにアニメとのシンクロを推しているからこそ、想いではアニメは8人なのに実際は9人でやっているという、シンクロしていないことが逆に良い演出となっていました。
普段Aqoursの曲を聞くときに、1st以来まともに聞けていなかった曲でしたが、やっと聞けるようになりました。ありがとうございました。
最後に、、2日目のダブルアンコール、すばらしい判断だったと思います。
応じてくれたのが嬉しかったです、こちらも感動しました。
（ひょっとすると初日でアンコール終了後微妙な間があったので初日から準備されていたのかもしれませんが）
客席の我々がこんなにもキャストの皆さんを感動させる、喜ばせることができるんだなと強く思いました。
もちろんいつも喜んでくれているとは思いますが、ライブは客席の反応を前提としているところがほとんどだと思いますので、そういうの抜きで我々の想いを受け取ってもらえたこと、受け取った想いを皆さんが全力で返してくれたことがこの上なく幸せでした。
今後の要望、希望は後述しますが、とにかく今後も期待しています。
素晴らしいライブをありがとうございました。
今後のラブライブ！シリーズに望む事はありますか？［自由記入・無記入可］
Aqoursについては、これほどのライブを作り上げることができるのですから、もはやライブの内容については全く心配していません。
今後のアジアツアー、5thも期待しています、この4thを上回るのは難しいと思いますが、また期待をいい意味で裏切ってくれることを期待しています。
良いライブができる、という前提のもとで挙げる今のラブライブの弱点が、CDリリースの少なさだと思います。
4thに期待していなかった理由の一つに3rdから出たCDが1枚、2曲しか無いということがありました。
それでもこれだけのライブができるのはすごいと思いますが、ラブライブの一番の売りは楽曲ではないでしょうか。
今推したいであろうシンクロさせるにしても、曲がないと前提が成り立ちません。
アニメがやっていたときはOPEDと挿入歌及びBD特典曲があり、今後の映画では前売り券、挿入歌3枚とある程度リリースはされますが、合間の時期のリリースがライブ・イベントの回数の割に少ないと感じます。
ユニットファンミが発表になった幕張ファンミの次、ユニットのイベントである函館でてっきり詳細日程とユニット3rdが出ると思っていたくらいで、2期BD特典曲を除けばアニメ2期以降4thテーマソングとAqoursCLUB2018しかリリースされていないのは物足りないです。
既存曲に目を向けても、μ'sのときにはあったベストアルバムやソロライブなども出ておらず、とにかく楽曲面で物足りないと感じることが多いです。
タイミング的にはもうベストアルバムが2枚位出ていてもおかしくないかと思いますが…
ベストアルバムについては、店舗別やBD等の特典曲も収録して欲しいです。
μ'sのときは特典曲をライブでやる機会はあまり（特にユニットは1回・1曲を除いて全く）なかったですが、Aqoursは結構な頻度でやっているので、是非お願いします。
ソロ曲も2期BD特典でお茶を濁されてしまった感じがするので、期待しています。
あとはデュオトリオ2ndも待ってます。
虹ヶ咲については、、、厳しいことを言うと、ラブライブの名前をつける必要性を現時点では感じないです。
全員既存キャラを使うか全員新規キャラにすればよいのに9人のうち3人をスクフェス既存キャラから使うという半端さ、9人で1グループではなくソロでやっていくという方向性、その割に出てくる9人曲、ソロ曲の作詞は畑亜貴さんではない、youtuberのような活動、、、などなど、迷走しているなあという印象です。
キャラを増やしてアイマスのような方向性で行くのなら、スクフェスのキャラを活かしていけばいいし、μ's・Aqoursと同じように行くのなら同じ学校にして全員新キャラにするべきだし、方向性が伝わってきません。
ソロでやっていくと銘打っている以上全員曲を乱発するわけにも行かないでしょうから、仮に今後ライブすることになってもソロ中心になってしまい、あえて悪い言い方をすればこのままでは前座にしかなり得ないと思っています。
ちょうどCDがリリースされた段階で今後どうなっていくのかは読めませんが、虹ヶ咲メンバーのためにも、しっかりと方向性を定めてコンテンツを展開していってほしいです。
